一緒におかしづくり
今年のバレンタインデー、tenくんはお友達からいくつかチョコレートをもらいました。
ホワイトデーのお返しは何にしようかと、スーパーのギフト売り場を眺めていると、「これやってみたい!」とクッキーミックスを持ってきました。
tenくんが手作りに興味を持ってくれた意外さと、昔こんなキットを使って作っていたな、と懐かしい気持ちにもなり早速購入。
卵を割って混ぜる、これは「やったことある!できる!」と自信満々のtenくん(笑)。
でもショートニングと混ぜたり、ミックスを混ぜる段階になると、粉が飛んだり、生地が重くてヘラを回せなかったり。
普段、私は一人でササッとやってしまうので、戸惑いながらも一生懸命な姿を見て嬉しくなりました。
最後のクッキーの型抜きは、1番楽しい瞬間だったようで、星型やハート型の型で、どんどん形を作っていきました。「これ、上手にできた!」と満足そうな笑顔が。
焼いている間、オーブンから漂う甘い香りにtenくんはわくわくが止まらなかったようで、ほとんどオーブンの前から動きませんでした。
クッキーが焼き上がると、「うわー、美味しそう!」と大喜び。仕上げにラッピングをして、ホワイトデーのお返しの準備は完璧です。
その日の夜に、仕事から帰ってきたtenパパと3人でクッキーを食べましたが、パパの目が潤んでいるのを私は見逃しませんでした。
そして「パパも今度一緒に作ろうよ!」とtenくんからのお誘いに、「じゃあお休みの時にカレーを作ろうか」と…!
こっそりガッツポーズをしたのは言うまでもありません(笑)
初めてのお菓子作りを通して、息子が少しでも感謝の気持ちを伝える大切さを感じてくれたらいいなと思います。